2024/10/09 19:29


こんにちは!旬のフルーツを通じて美容や健康をサポートする【市場直送専門店ふるさとのかほり】です!
りんごの品種で「サンふじ」というのを聞いたことがある人は多いでしょう。
青森県や長野県を中心に全国で生産され、国内生産量1,2を誇る人気の品種です。
言わずと知れたサンふじですが、岩手県の花巻市で誕生したブランドりんごに「賢治りんご」があります。
サンふじの一種ですが、「賢治りんご」でピンとくる人は多くありません。
賢治りんごは、りんごの名産地である岩手県花巻市で、甘くて蜜たっぷりのりんごです。
今回は、賢治りんごの美味しさの特徴や由来などについて解説します。


「賢治りんご」名前の由来

サンふじは、国内でも生産量が多く、数あるリンゴの中の代表とも言える存在です。
国光とデリシャスの配合によって誕生したサンふじを、岩手県花巻市のブランドりんごとして「賢治りんご」を誕生させました。
「賢治」という名称は、花巻市を故郷とする著名人「宮沢賢治」から名付けられています。
宮沢賢治は、「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」など、名作揃いの有名な日本の詩人であり童話作家です。

賢治りんごの特徴

ふじリンゴは各地でブランド化されているものもありますが、賢治りんごはJAいわて花巻によってブランド化されたものです。
糖度13度以上、密入り指数2.5という厳しい基準をクリアしたものが、賢治りんごとして認められます。
りんごの名産地というと、青森県や長野県が有名ですが、実は第三位に君臨するのが岩手県。
岩手県花巻市で厳選された品種、賢治りんごの特徴について解説します。


見た目
賢治りんごは、真っ赤に染まったりんごというイメージ通りの見た目です。
りんごを切ってみると、きれいな模様のように蜜がたっぷりと入っているのがわかります。
密入り指数2.5の基準をクリアしているため、蜜の濃厚さが賢治りんごの特徴の1つです。


味・食感
賢治りんごは、糖度13度以上の厳しい基準値があります。
甘さの強い味わいですが、少し酸味が入ることでスッキリさのある甘みです。
香りも強く、シャキッとして歯ざわりがしっかりとした食感。
固めの食感がお好みの人には特におすすめです。
賢治りんごは、樹になった状態で完熟させるため、収穫後はベストな食べ頃のタイミングになっています。


産地
岩手県花巻市で誕生したブランドりんご「賢治りんご」。
岩手県の環境は、美味しいりんご作りに最適です。
昼間は太陽の光を煌々と浴びて、夜はキーンと冷えた風が通り、澄み切った空気が広がります。
このような昼夜の寒暖差が、美味しいりんごを育てる環境に欠かせません。
澄み切った空気、きれいな水、栄養満点の土壌といった三拍子が揃っています。
無袋栽培を取り入れることで、太陽の光を直接浴びて、甘みが凝縮されたりんごが出来上がります。


旬の時期
賢治りんごの旬の時期は、11月~12月になります。
花巻市での生産に限られているので、生産量が少なく希少性の高い品種です。
東北地方以外の、一般的なスーパーなどに流通するのは難しいかもしれません。

賢治りんごの価格
賢治りんごの価格は、生産量や品質状態によっても変動しやすく、1kgあたり1,000~2,000円くらいになることが多いです。
一般的に出回っているりんごと比較しても、数段階上のクラスのりんごになります。


美味しい賢治りんごの選び方と食べ頃

美味しい賢治りんごを選ぶポイントは、以下の5つです。
・キレイな赤に染まり、全体の色ムラが少ない。
・果皮に適度な光沢があり、くすんでいない。
・ツルが太目で枯れていない。
・くぼみや変形がない。
・お尻部分が黄色いと甘みたっぷり。
お尻部分から甘い香りが漂ってきたら、美味しい食べ頃のサインです。
甘みと酸味のバランス、ジューシーな果肉、シャキッとした歯ごたえを味わいください。

賢治りんごの保存方法

賢治りんごの保存方法は、暗くて通気性がよく、温度差の少ない冷暗所での保管がベストです。
冷蔵庫での保管も問題ないですが、その際はポリ袋に入れて保存しておきましょう。
保管期間は、冷暗所で1週間、冷蔵庫でも2週間以内です。
なるべく新鮮な内に食べるのがおすすめになります。


まとめ

賢治りんごは、岩手県花巻市のオリジナルりんごで、蜜たっぷりで甘さがしっかりとしています。
香りの高さから甘さを感じることができ、真っ赤に染まった見た目からも美味しさが伝わってくるでしょう。
切った瞬間に蜜たっぷりの果肉が広がります。
旬の時期は11月~12月となりますが、生産量が限られているため希少価値も高いです。
岩手県花巻市の著名人「宮沢賢治」の名から由来した「賢治りんご」。
市場直送の専門店「ふるさとの雫」だからこそ手に入る一品です。