2024/06/13 22:52


こんにちは!旬のフルーツを通じて美容や健康をサポートする【市場直送専門店ふるさとのかほり】です!
今回は、大玉なのに甘みがしっかりした「新高梨(にいたかなし)」に注目して解説します。
梨の季節になるとさまざまな種類の梨が並びますが、多くの品種の中でも絶品の特大梨なのが新高梨です。
大玉だと味がしっかりしてないのかな・・・?と思われがちですが、良い意味で期待を裏切ってくれます。
今回は、新高梨の特徴や味、旬の時期などについてご紹介します。


新高梨の特徴

新高梨は大きさや味、香りなど特徴のある品種です。
代表的な品種の幸水や豊水に続いて人気の高い新高梨。
歴史も長く「梨の王様」と呼ばれる由縁がわかる特徴を解説します。

歴史・由来
新高梨は、新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」を掛け合わせた品種です。
新高梨の名称も、新潟と高知の頭文字をとって「新高梨」と名付けられました。
1927年に生まれ長きに渡って人気の梨として注目を集めています。


見た目・大きさ
新高梨はとにかく大きいのが最大の特徴。
約450~500g相当の大きさになり、片手で持つとずっしりくるような重さです。
大きく育ったものになると、直径20cmでなんと1kgのジャンボサイズになるものがある程。
初めて新高梨を見る方は、迫力のある大きさと重さに驚くこともあるでしょう。


味・香り
新高梨は大きい梨という特徴がありますが、しっかりと甘味が強く美味しい梨です。
「大きすぎると味が悪いのでは?」という声もありますが、新高梨は程よい酸味としっかりした甘さのバランスが人気。
梨ならではの、みずみずしくジューシーで甘さもたっぷり溢れ出てきます。
食べ応えのあるボリュームですが、シャリとした爽やかな食感で食べやすいです。
また、新高梨は芳醇で風味豊かな良い香りがたまりません。


新高梨の旬の時期と産地

新高梨を美味しく食べるには、旬の時期を知ることが大切です。
生産量が多く美味しい新高梨がとれる産地も解説します。

旬の時期
新高梨が一番美味しい旬の時期は、9月から10月頃になります。
特に10月は最盛期となり、出荷量が増えていろいろなところに出回る時期です。
旬の期間は短いので、美味しいタイミングを逃さないようにしましょう。 


産地
新高梨が最も多く生産されているのは熊本県になります。
続いて、千葉県、新潟県、大分県、高知県という順番です。
各地ともに、梨の栽培に適した気候と栽培技術を活かし、甘くて美味しい品質の高い新高梨の栽培を行っています。
この中でも高知県は名産品として力を入れており、昭和5年から栽培が始まった古くから歴史のある産地になります。


新高梨の美味しい食べ方と見分け方

新高梨の美味しい食べ方と見分け方、美味しく食べるための保存方法を解説します。
大きなサイズなのでポイントを覚えておきましょう。

美味しい食べ方
通常の梨は、4等分程度のくし形切りにすることが多いですが、新高梨はビッグサイズなので8等分に切るのがちょうど良い大きさです。
梨全体に言えることですが、お尻部分の方は糖度が高く甘くなりやすいので、くし形にすることでバランス良く味わえます。


美味しい見分け方
美味しい新高梨を見分けるポイントは、見た目の状態・重さ・香りの3つを意識しましょう。
新高梨の見た目は、果皮の色がグリーンがかった黄色のものが新鮮な証拠です。
全体に傷がなく均一に熟し、丸々とハリがあってふっくらした形のものがおすすめ。
そして重いほど梨の甘みが強く、みずみずしいジューシーさを味わえます。
さらに、柄の部分から甘い香りを感じるかも判断すべきポイントです。


保存方法
新高梨は比較的日持ちがよい品種で、日陰で通気性のよい場所に保管すると3週間程度持ちます。
冷蔵庫で保管する場合は、キッチンペーパーに包んでその上からラップで包み、ポリ袋に入れて保管すれば、みずみずしさが失われにくく美味しい状態を保つことが可能です。
カットしたあとの保存は、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室へ保管しましょう。


まとめ|大きさも甘さもしっかりの新高梨を味わおう!

新高梨は、梨の中でも最大級の大きさを誇るボリューム感です。
大きな果実ですが、味はしっかりと甘くてジューシーな味わいで、香りも芳醇で甘い香りがたまりません。
幸水や豊水に次いで生産量の多い品種で、旬の時期は9月から10月と短いので1番美味しいタイミングを逃さないようにしましょう。